日本のことわざに「三つ子の魂百まで」とあるように、幼い頃に身に付いた性質は歳をとっても変わらないといわれてきました。英語でも、「What is learned in the cradle is carried to the grave.」(ゆりかごで習い覚えたことは、墓場までも持ってゆく)というんですよ。
その理由は、胎児から3歳頃の乳幼児期までの間に脳全体の80%の細胞が形成されるからなんだそうです。
いわば、乳幼児期の脳はまっさらの状態。その時期に与えられた情報が、脳の構造決定に大きく影響してくるということなんです。
言葉を話し始める頃、子どもたちは日本語の単語の意味とか文法とかまで細かく理解して話しているわけではないはずです。ただ周りのおとなたちが日本語を話していたから、日本語に接する時間が長かったから、耳から入ってきたのが日本語だったから、日本語を話すようになっているだけなんです。
つまり、日本人の多くが日本語しか話せないのは、お腹にいる時から日本語環境の中で育つから脳もいわば『日本語脳』になっているわけです。どこの国でもその国の言葉に対応した脳になるというのは同じです。
しかし、3歳を過ぎてしまったからといって、諦める必要はありません。
脳の機能のなかでも、絶対音感は6歳ぐらいまで時間をかけて完成されていくそう。だから、乳幼児から6歳ぐらいまでの間に英語に触れる機会を多く作っておけば、聞き分け能力が自然に鍛えられ、英語の微妙な音を判別する力が身につくようになるというわけです。
だから、英語も話せる子どもにするには、普段から質のいい英語の中で過ごさせること。さらにいえば、色々な国の言葉に触れる機会が多ければ多いほど、様々な言語に対応した音感ができていくということになります。
また、乳幼児期に重要なのは言葉に関してだけではありません。音楽や絵画などの芸術はもちろん様々な国の文化など多彩なものに触れれば触れるほど、脳はどんどん豊かになっていくのだそうです。
だから、感性豊かな子どもに育てたい、おとなになってから英語などの他国語で苦労させたくないと思ったら、乳幼児期の環境に気を使ってあげること。そういう意味では英語や日本以外の文化にも接する機会の増えるインターナショナルプリスクールは最適な選択と言えそうです。